村上春樹「便宜的なぼく」について

村上春樹の文章から導かれることと、自分の生活のつながりを書いてます

2017-11-01から1ヶ月間の記事一覧

ようやくハルキを書き始める

「君は孤独にはなれている」と大島さんは言う。僕はうなずく。「しかし孤独にもいろんな種類の孤独がある。そこにあるのは、君が予想もしていないような種類のものかもしれない」 「どんな風に?」 大島さんはメガネのブリッジを指先で押す。「なんとも言え…

ライフコースの社会学

社会学の研究では、鳥取県の若者たちを対象に取材した『学歴社会のローカルトラック』や弘前大学出版から出ている『青森県を生きる若者たち』、『東京へ出る若者たち』がある。 社会学の概念で、ライフコースなるものがあるらしい。 人がどういう人生を生き…

座間9遺体事件について

幸か不幸か、私の周囲には 定期的に「死にたい、生きていたくない」の声を発する友人がいるのですが 振り返って見ると 私はその人に、ずっと、生きていることに意味があるか、無いか 自分は幸せになれそうか、常に不幸か そうかもしれないし、そうじゃないか…